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奥羽木工所分会では、昨年12月に宮城県労働委員会に不誠実団交について不当労働行為救済申立を行っておりましたが、その初回期日が3月17日に開催されました。
奥羽木工所分会を結成した2014年、会社側が団体交渉を拒否したため労働委員会で争い、一度は労使対等で誠実に団体交渉をやって行くと、和解協定を結んでいました。
しかし、会社側はその後、形だけは団体交渉を行っているものの、組合の要求内容に対して文書で回答しない、団体交渉の場で役員同士が正反対の発言をして混乱させる、質問とは違う回答を延々とする、会社役員がほとんどしゃべらず代理人弁護士が主導的に回答する、など不誠実な態度を取り続けました。
会社の不誠実な態度を改めさせるために労働委員会で必ず勝利します!
北上京だんご本舗は、仙台市宮城野区にあるだんごやもち等の和菓子を作っている食品製造の中小企業です。平成20年に全国推奨観光土産品審査会において厚生労働大臣賞を受賞し、「ずんだ」を仙台の名物として全国に広めた会社でもあります。
しかし、そんな功績のある会社内部には、労働基準法違反等の問題がありました。
そんな中で、北上京だんご本舗で営業として10年以上働いてきた男性Aさんが、
「これからの若い世代の方のために、会社を持続・発展させるために、労働者全員が協力して気持ちよく働ける環境にしていくため、このまま歳を取るわけにはいかない」
「会社商品は人気があり売れているのに社内に問題があるから会社が発展しないというのはもったいない、どうにかしたい」
と思い悩む中で労評と出会い、
「北上京だんご本舗を本当に改善するには労働組合しかない」
と起ち上がり、労評に加盟して組合作りの準備を進めてきました。
そして本日、労評北上京だんご分会を公然化しました。
今朝は、労評宮城県本部の組合員が連帯し、Aさんと共に門前でビラまきを行いました。
労評北上京だんご分会は、
「高品質のだんごを作って、お客さんに提供できる会社に変えて行こう!」
1、組織の中身のない会社を作り変えよう
2、安心して長く働ける職場に変えよう
3、法律違反を改めさせよう
をスローガンに掲げ、北上京だんご本舗で働く労働者全員が、ずんだもちを日本全国に広めた会社の労働者として自信と誇りを持って働ける職場への改善を目指します。